田口めんたいこさん×限定セット「匠」実食
各社の思いを知り、
このプロジェクトの
奇跡に改めて感謝
今回ナビゲーターを務めた田口めんたいこさんが
改めて本プロジェクトの見どころを解説&今回の全明太子を実食。
田口さん、改めて今回の三つ巴企画、いかがですか?
田口いやもう食べる前からおなかいっぱいと言いますか、感動の嵐が吹き荒れています。というのも、今回のプロジェクトに際して「椒房庵」「稚加榮」「島本食品」の明太子をつくられた方々にお会いして生の声を聞けるチャンスに恵まれたからですね。これはもう味だけではなく、明太子の背後にある壮大なストーリーや各社のこだわりも丸ごと愛おしい気持ちになっています。
今回クラウドファンディングに賛同してくださる方々に伝えたい見どころは?
田口そうですね。今回のプロジェクトは、「ただ単に明太子を食べ比べてどれがおいしいでしょう」というだけの楽しみ方ではもったいないということを改めてお伝えしたいです。もちろん純粋に味だけで楽しみたいよという方もいらっしゃると思います。それはそれで思う存分味わっていただきたいです。でもこれだけは忘れてほしくないのが、「明太子メーカー同士がこうして交わり合うなんて史上初の事件です!」ということです。
これが実現できた奇跡をしっかり理解しつつ楽しんでほしいんですね。
田口その方がきっと味わい深くなるんじゃないかなと。どこどこでしか獲れないとか、経験豊かな職人さんにしかわからない技が見え隠れするとか、そういうストーリーも込みで生まれるおいしさもありませんか?うんちくを聞くとよりおいしく感じるみたいな。そんな楽しみ方もぜひぜひしてほしいなと思います。そしてご家族やご友人とそんなエピソードを肴にちびちび楽しむのも乙ですよ!
いざ実食。
それぞれの明太子の良さを
心ゆくまで味わい堪能
では、いざ実食タイムと参りましょう。
田口まずは、「椒房庵」の明太子からいただきます!
「あごだしめんたいこ」ですね。
田口一口目からふわっとだし感がわかります。調味料メーカーさんらしいですね。自信のあるおだしにきとスポットライトを当てて、それだけが一人歩きしないように塩味もバランスよく計算されています。洋酒が入っているんですが、香りで程よい存在感なんですよね。さすがの椒房庵さんですね。
お次は、「稚加榮」ですか。
田口見た目で食欲をそそる鮮やかな赤ですね。ごはんの上に乗せると美しく映えます。稚加榮さんはパッと見でわかるぐらい粒が立っているんです。そして見た目に違わず、食感もこの粒のプチプチが魅力なんですよね。日本酒を煮切り、コクや甘味を引き出しているというお話通り、濃厚でお酒によく合う味です。
最後に「島本食品」ですね。
田口見た目は無着色で椒房庵さんに近いですね。つやもあってこのままパクッと食べたくなります。噴火湾のたらこのお話を伺いましたが、食べてみると素材の上質感がすごいんです。酒感は少なめで余計な味付けもされておらずマイルドなんですが、またすぐ食べたくなるおいしさですね。
「明太子業界を元気に」
大きな使命を胸に秘め
全メーカーの思いが詰まった明太子、いかがでしたか?
田口もうおいしいのは言わずもがなですが、こうして食べ比べると本当に全然違うんです。声を大にしても一度言いますが、「明太子なんてどこのも大して変わんないでしょ」と思っている方にこそ体感してほしいんです。「ひとつしか食べないとわからないかもしれないけど、食べ比べると圧倒的に楽しいんです、明太子って」。
すいません、つい、熱くなりました(笑)。明太子って素材もいいし、特に今回の3社はお話を伺って再認識しましたが、こだわりも手間も本当にすごいのでお値段も安くはないものです。だから食べ比べるなんて贅沢そうしょっちゅうはできません(少なくとも私は)。でも一度騙されたと思って、同時に複数の明太子を食べるとこんなにも違った魅力に満ちているのかと目からウロコが落ちると思います。せっかくのこの機会に自分好みの明太子に出会える楽しみもあるし、誰かと一緒に食べて「へー、こっちの方が好きなんだ!私はこっち」なんてこれまで知らなかった景色も見えるかもしれません。明太子はおいしいだけじゃない、楽しむものなんだってことを匠の皆さんから改めて教えていただけました。皆さんにもぜひこの感動を体感していただけたら幸いです!またどこかでお目にかかれることを楽しみにしていまスケトウダラ!